YouTubeを始めようと思うと、カメラや編集ソフト、最初の企画が気になります。でも、制作に入る前に整理しておきたいのが、チャンネルの役割です。何を発信するかだけでなく、誰のどんな時間に役立ちたいか。そこが決まると、企画を選ぶときにも、続けるときにも判断しやすくなります。

1. 誰の、どんな疑問に答えるか

「幅広い人に見てほしい」を、もう一段具体的にしてみましょう。飲食店なら、初めて来る人が知りたい雰囲気を伝えるのか。働くことを考えている人に仕事の中身を伝えるのか。料理好きな人に仕込みの工夫を届けるのか。視聴者の疑問から考えると、動画に入れる情報が見えてきます。

2. 見終わった人に、何が残ればよいか

知識を持ち帰ってほしいのか。お店に親しみを感じてほしいのか。次の動画も見たくなってほしいのか。一つの動画に役割を詰め込みすぎず、まずは一つ決めます。その役割に必要な話や映像を残し、なくても伝わる部分を整理していきます。

再生数は振り返りの材料ですが、それだけで目的が達成できたとは限りません。コメントで何が伝わったか、どこまで見てもらえたかなども、企画を改善する手がかりになります。

3. 次の3本も、同じ軸で考えられるか

最初の一本だけでなく、同じ視聴者に向けた次の3本を書き出してみてください。「おすすめ料理を紹介する」「その料理の仕込みを見せる」「おいしく食べる楽しみ方を伝える」。このように話題がつながると、一本を見た人が次に何を見るかも考えやすくなります。

テーマを増やすときも、届けたい相手に役立つかを基準にします。流行を取り入れることと、自分たちの軸を持つことを、両立させたいところです。

4. 誰が、どこまで、いつ作るか

企画、出演、撮影、編集、確認、公開を、誰が担当するか決めます。本業と両立するなら、撮影をまとめる日を設けたり、編集の型を揃えたりする方法もあります。毎日投稿を先に約束するより、今の体制で続けられる頻度を選びましょう。

無理のある計画を頑張り続けるのではなく、続けられる形へ調整する。それも運用の仕事です。最初の数本でかかった時間を記録し、制作の負担を見直します。

5. 初めて来た人に、チャンネルの意図が伝わるか

チャンネル名、プロフィール、説明、動画の並びに、共通する考え方を持たせます。初めて訪れた人が「ここでは何を見られるか」と分かる状態を目指しましょう。YouTubeのホームでは、紹介動画や再生リストなどを使って、見る順番を案内できます。設定の方法は変わることがあるため、操作時には公式ヘルプも確認してください。

企画書は、まず一枚でいい

「届けたい相手」「答えたい疑問」「見終わった後に残したいこと」「最初の3本」「担当と制作頻度」。この5つを一枚にまとめてみてください。COcreateが大切にしているのは、伝わる内容を、届く形にすることです。チャンネル設計を、一度決めたら終わりにせず、視聴者の反応と制作の現実に合わせて育てていきましょう。

設定を確認するときの公式情報

チャンネル作成やホームの設定は、YouTubeヘルプをご確認ください。

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